あなたは「オートロックの暗証番号ってどうやって管理すればいいの?」と悩んだことはありませんか?結論、オートロック暗証番号は適切に設定・管理することで高い防犯性を発揮します。この記事を読むことでオートロック暗証番号の安全な使い方や管理方法、トラブル時の対処法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.オートロック暗証番号の基礎知識

オートロックの暗証番号とは何か
オートロックの暗証番号とは、マンションやアパートのエントランスを解錠するために使用する数字のコードのことです。
通常は4桁の数字で構成されており、専用の操作盤に入力することでドアを開けることができます。
鍵を持たずに建物に入れる便利な機能ですが、その反面、番号が漏れると誰でも侵入できてしまうリスクもあります。
暗証番号は基本的に管理会社や建物のオーナーが設定しており、防犯上の理由から居住者にも公開されないことが一般的です。
ただし物件によっては、緊急時の利用や管理の都合上、一部の関係者のみに共有されている場合もあります。
暗証番号式オートロックの仕組みと特徴
暗証番号式オートロックは、物理的な鍵を必要とせずに数字の入力だけで解錠できるシステムです。
操作盤のテンキーに正しい番号を入力すると、電気錠が解除されてドアが開く仕組みになっています。
鍵を紛失するリスクがないというメリットがある一方で、番号を忘れたり知られたりすると使えなくなったり不正侵入されるリスクがあります。
最近では指紋認証やICカードと組み合わせた複合型のシステムも増えており、セキュリティ性能は向上しています。
特に番号入力だけで済むため、両手がふさがっている時や鍵を探す手間が省ける点が利用者にとって便利です。
オートロックに暗証番号が設定されている理由
オートロックに暗証番号機能が設定されている主な理由は、緊急時や特殊な状況での入館手段を確保するためです。
例えば、管理人や清掃スタッフ、引っ越し業者などが作業する際に、毎回居住者に開けてもらうのは非効率的です。
また停電や鍵の故障時にも暗証番号があれば建物に入ることができるため、バックアップ機能としても重要です。
さらに、集合住宅では多数の居住者が出入りするため、全員に物理的な鍵を配布するよりも、暗証番号の方が管理しやすい側面もあります。
ただし、この便利さが逆にセキュリティの弱点になる可能性もあるため、慎重な管理が求められます。
メーカー別の暗証番号入力方法の違い
暗証番号の入力方法は、オートロックのメーカーによって異なります。
アイホン製の場合は「呼び出しボタン→4桁の暗証番号」の順で入力すると解錠されます。
パナソニック製の場合は「*ボタン→4桁の暗証番号→呼び出しボタン」という手順が一般的です。
メーカーによっては「#」キーを使用するものや、暗証番号の後に確定ボタンを押す必要があるものもあります。
正しい手順で入力しないと解錠されないため、自分の物件がどのメーカーのシステムを使っているか確認しておくことが大切です。
分からない場合は管理会社に問い合わせるか、操作盤に貼られている説明シールを確認しましょう。
2.オートロック暗証番号の設定と管理方法

暗証番号は誰が設定するのか
オートロックの暗証番号は、通常建物の管理会社や施工業者が初期設定を行います。
新築マンションの場合は、建物の引き渡し前に施工業者が設定し、その情報を管理会社に引き継ぐのが一般的です。
賃貸物件ではオーナーや管理会社が管理していることがほとんどで、居住者が勝手に変更することはできません。
設置当初は「1234」や「5963(ゴクロウサン)」といった分かりやすい番号が設定されていることもあり、その後セキュリティ強化のために変更されることもあります。
分譲マンションの場合は、管理組合が定期的に暗証番号を見直し、必要に応じて変更することもあります。
居住者個人が暗証番号を設定できるシステムもあるため、物件によって管理方法は大きく異なります。
居住者に暗証番号は教えられるのか
多くの賃貸物件では、防犯上の理由から居住者にも暗証番号は教えられていません。
大東建託などの大手管理会社は公式に「暗証番号は防犯上お伝えしていない」と明言しています。
暗証番号を知っている人が増えるほど、その情報が外部に漏れるリスクが高まるためです。
ただし、物件によっては入居時に暗証番号を伝えられることもあり、管理方針は物件ごとに異なります。
分譲マンションでは、所有者である居住者が管理組合の一員として暗証番号を知る権利がある場合もあります。
基本的には鍵での解錠を前提としており、暗証番号は緊急時のバックアップとして位置づけられています。
安全性の高い暗証番号の作り方
暗証番号を設定する権限がある場合、予測されにくい番号を選ぶことが最も重要です。
「1234」「5963」「0000」「9999」といった連続した数字や語呂合わせは、真っ先に試されるため絶対に避けましょう。
誕生日や部屋番号、電話番号の一部など、個人情報に関連する数字も推測されやすいため使用すべきではありません。
おすすめは規則性のないランダムな4桁の数字で、できれば同じ数字の繰り返しも避けるとより安全です。
| 危険な暗証番号の例 | 理由 |
|---|---|
| 1234 | 最も予測されやすい |
| 5963 | 業者がよく使う初期設定 |
| 0000、9999 | 単純な繰り返し |
| 誕生日 | 個人情報から推測可能 |
| 部屋番号 | 建物情報から推測可能 |
ただし、複雑すぎて忘れてしまっては意味がないため、自分だけが覚えられる規則性を持たせるのも一つの方法です。
暗証番号の変更手順と注意点
暗証番号の変更は、管理会社や管理組合への申請が必要です。
賃貸物件の場合は、勝手に変更することはできず、必ず管理会社を通じて手続きを行います。
変更の理由としては、暗証番号が外部に漏れた可能性がある場合や、定期的なセキュリティ強化などが挙げられます。
変更には費用がかかる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
変更後は、管理人や清掃スタッフなど、正当な理由で暗証番号を知っている関係者全員に新しい番号を通知する必要があります。
分譲マンションでは管理組合の総会で決議が必要になることもあり、手続きには時間がかかることを覚悟しておきましょう。
暗証番号を忘れた時の対処法
暗証番号を忘れてしまった場合、まずは管理会社に連絡するのが最も確実な方法です。
ただし、前述の通り防犯上の理由から教えてもらえない可能性が高いため、基本的には鍵での解錠を案内されます。
鍵も持っていない場合は、管理人がいる時間帯であれば管理人室を呼び出して開けてもらえます。
他の住人が来るのを待って一緒に入る方法もありますが、不審者に見られる可能性もあるため注意が必要です。
深夜など誰も来ない時間帯の場合は、出張鍵屋に依頼することもできますが、費用は自己負担となります。
日頃からスペアキーを職場や実家に預けておくなど、締め出し対策をしておくことが重要です。
3.オートロック暗証番号の防犯対策

暗証番号入力時の注意点と盗み見防止策
暗証番号を入力する際は、周囲に人がいないか必ず確認することが最も重要です。
特に知らない人が近くで待っている場合は、その人が見えない位置に移動してから入力するか、一度離れて人がいなくなってから戻りましょう。
手で覆いながら入力することで、横や後ろからの盗み見を防ぐことができます。
操作盤の位置によっては、上階から見下ろされる可能性もあるため、体で隠すように入力すると良いでしょう。
入力後はすぐに番号が見えなくなる画面設計のものもありますが、古い機種では表示が残ることもあるため注意が必要です。
また、子供に暗証番号を教える場合は、絶対に友達に言わないよう厳しく教育することが大切です。
よく使われる危険な暗証番号の特徴
危険な暗証番号には明確な共通点があります。
「1234」と「5963(ゴクロウサン)」は業者が設置時に設定する初期番号として非常によく使われており、真っ先に試される番号です。
連続した数字や同じ数字の繰り返し(1111、2222など)も、入力が簡単なため設定されがちですが、非常に危険です。
部屋番号に関連する数字も避けるべきで、例えば101号室の住人が「0101」を使うなど、予測可能なパターンは絶対に避ける必要があります。
| 危険度 | 暗証番号の種類 | 具体例 |
|---|---|---|
| 最高 | 初期設定番号 | 1234、5963 |
| 高 | 連続・繰り返し | 0000、9999、1111 |
| 高 | 部屋番号関連 | 部屋番号そのまま |
| 中 | 誕生日 | 個人情報から推測可能 |
これらの番号が設定されている可能性がある場合は、速やかに管理会社に変更を依頼することをおすすめします。
暗証番号が漏洩した場合のリスク
暗証番号が外部に漏れると、オートロックの防犯機能が完全に失われます。
不審者が自由に建物内に侵入できるようになり、空き巣や盗難のリスクが一気に高まります。
特に怖いのは、他の階の住人が被害に遭う可能性もあるという点で、自分だけの問題では済みません。
過去には、知人や引っ越し業者に教えた暗証番号を悪用されて盗難被害に遭ったケースも報告されています。
暗証番号を知った人物が退去後も使用できる状態が続くと、長期的なセキュリティリスクとなります。
一度漏洩の可能性が生じたら、すぐに管理会社に報告して番号を変更してもらうことが重要です。
暗証番号を他人に教えてはいけない理由
暗証番号は絶対に他人に教えてはいけません。
家族であっても、その家族が友人に話してしまう可能性があるため、慎重に扱う必要があります。
「この人だけなら大丈夫」という油断が、思わぬ形で情報の拡散につながります。
特に子供は悪気なく友達に話してしまうことが多く、子供を通じて暗証番号が広まるケースが実際に多く報告されています。
引っ越し業者や修理業者に一時的に教える場合でも、作業終了後は必ず番号を変更するべきです。
マンション全体のセキュリティに関わる問題であり、自分一人の判断で教えることは他の住人全員に迷惑をかける行為だと認識しましょう。
暗証番号式オートロックの弱点と対策
暗証番号式オートロックには構造的な弱点があります。
最大の弱点は、番号さえ知っていれば誰でも入れてしまうという点です。
また、入力の様子を遠くから監視カメラで撮影されたり、指紋の痕跡から番号を推測される可能性もあります。
「共連れ」という手口で、居住者が開けたドアが閉まる前に侵入されるリスクも依然として存在します。
| 弱点 | 対策 |
|---|---|
| 盗み見のリスク | 周囲確認、手で隠す |
| 番号の推測 | 複雑な番号設定 |
| 共連れ侵入 | 後方確認、ドアが閉まるまで待つ |
| 情報漏洩 | 絶対に他人に教えない |
これらの弱点を補うため、住戸の玄関も必ず施錠することが基本です。
可能であれば防犯カメラやセンサーライトなど、複数の防犯設備を組み合わせることで安全性が高まります。
4.トラブル時の対処法と安全な使い方
鍵と暗証番号を忘れて締め出された時の解決策
鍵も暗証番号も使えない状態で締め出された場合、いくつかの対処法があります。
まずは管理人がいる時間帯であれば、管理人室を呼び出すのが最も確実です。
身分証を提示して住人であることを証明できれば、開けてもらえる可能性が高いでしょう。
管理人がいない場合は、他の住人が来るのを待つ方法もありますが、深夜などは現実的ではありません。
知り合いの住人がいれば、インターホンで呼び出して事情を説明して開けてもらう方法もあります。
- 管理人に連絡して開けてもらう
- 他の住人が来るのを待つ
- 知り合いの住人に開けてもらう
- 管理会社に連絡する
- エントランス以外の入口を確認する
- 出張鍵屋に依頼する(有料)
絶対にやってはいけないのは、非常解錠ボタンを押すことです。
警報が鳴り響き、警備員が駆けつける大事になってしまいます。
管理会社への連絡方法と対応時間
締め出された場合、管理会社への連絡が最も確実な解決策です。
管理会社の電話番号は、エントランスの掲示板やポストの周辺に掲示されていることが多いです。
分からない場合は、インターネットで物件名を検索すれば管理会社の情報が出てくることがほとんどです。
ただし、対応時間は管理会社によって異なり、平日の営業時間内のみの場合もあれば、24時間対応している会社もあります。
緊急時の連絡先が別に用意されている場合もあるため、入居時の書類を確認しておくことが大切です。
連絡する際は、住所・部屋番号・氏名を正確に伝え、締め出されている状況を説明しましょう。
会社によってはマスターキーを持参して開けに来てくれるサービスがあります。
ただし、時間帯によっては翌営業日の対応となる可能性もあるため、日頃からスペアキーの準備をしておくことが重要です。
オートロックが故障した時の対処法
オートロックが故障して開かない場合、まずは故障の種類を見極めることが大切です。
電源が切れている場合は、ドアにロックがかかっておらず、手動で開けられることがあります。
鍵があるのに回らない場合は、シリンダー内部にゴミやホコリが溜まっている可能性があります。
スペアキーで試してみて、それでも開かなければ管理会社に連絡しましょう。
停電時は非常用の手動解錠機能が備わっている機種もあるため、管理会社に確認してください。
無理に鍵を回したり、オートロックを破壊しようとすると、修理費用を請求される可能性があるため絶対に避けましょう。
賃貸物件の場合、故障の修理費用は基本的に管理会社が負担しますが、居住者の過失による故障は自己負担となることもあります。
家族や来客者への暗証番号共有の是非
家族への暗証番号共有については、慎重に判断する必要があります。
管理会社が暗証番号を教えていない物件では、そもそも共有する番号自体を知らないため問題になりません。
仮に暗証番号を知っている場合でも、家族以外には絶対に教えないことを徹底する必要があります。
特に小さな子供には、友達に話さないよう繰り返し教育することが重要です。
来客者に対しては、暗証番号ではなくインターホンで呼び出してもらうのが原則です。
どうしても一時的に教える必要がある場合(引っ越し業者など)は、作業終了後すぐに番号を変更するべきです。
配達業者や修理業者には絶対に教えず、インターホン越しに本人確認をしてから解錠ボタンで開けるようにしましょう。
暗証番号の管理は建物全体のセキュリティに関わるため、個人の判断で安易に共有しないことが大切です。
まとめ
- オートロックの暗証番号は4桁の数字で解錠できる便利な機能だが、漏洩すると防犯性が失われる
- 暗証番号は管理会社が設定・管理しており、居住者にも教えられないのが一般的
- 「1234」や「5963」などの予測されやすい番号は絶対に避けるべき
- 暗証番号入力時は周囲を確認し、手で覆って盗み見を防ぐことが重要
- 暗証番号は家族であっても慎重に扱い、子供には友達に話さないよう教育する
- 鍵と暗証番号の両方を忘れた場合は、管理人や管理会社に連絡するのが確実
- 非常解錠ボタンは緊急時専用のため、締め出し時には絶対に押してはいけない
- 暗証番号が漏洩した可能性がある場合は、すぐに管理会社に報告して変更する
- オートロックを過信せず、住戸の玄関も必ず施錠する習慣をつける
- 日頃からスペアキーを準備し、管理会社の連絡先を確認しておくことが大切
オートロックの暗証番号は便利な機能ですが、適切に管理しなければ大きなセキュリティリスクとなります。この記事で紹介した対策を実践して、安全で快適なマンション生活を送ってくださいね。
関連サイト
国土交通省 – 住宅セキュリティに関する情報