英検S-CBTの試験時間について知りたいと思っていませんか?結論、英検S-CBTは準1級が135分、2級が125分、準2級が120分、3級が105分の試験時間です。この記事を読むことで各級の詳しい時間配分や当日のスケジュールがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.英検S-CBT試験時間の基本情報

英検S-CBTとは何か
英検S-CBTは、コンピューターを使って受験する英検の新しい形式です。
従来型の英検とは異なり、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能すべてを1日で測定できるのが最大の特徴となっています。
試験の問題形式や難易度、合格によって得られる資格や証書は従来型の英検とまったく同じで、大学入試や就職活動でも同様に活用することができます。
受験できる級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級の5つで、1級や4級、5級は従来型での受験のみとなります。
各級の総試験時間一覧
英検S-CBTの各級における総試験時間は以下の通りです。
準1級は135分(2時間15分)、2級は125分(2時間5分)、準2級プラスは125分(2時間5分)、準2級は120分(2時間)、3級は105分(1時間45分)となっています。
この時間には、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングのすべての技能が含まれています。
各級とも、スピーキングが15分、リスニングが25分から30分、リーディングとライティングが合わせて65分から90分という構成になっています。
試験時間は級が上がるほど長くなり、特に準1級はリーディングに90分が割り当てられているため、時間配分が合格のカギとなります。
従来型英検との試験時間の違い
従来型英検とS-CBTの最も大きな違いは、試験が1日で完結するかどうかという点です。
従来型英検では一次試験と二次試験が別の日に実施され、一次試験合格後、約1ヶ月後に二次試験のスピーキングテストを受ける必要があります。
一方、英検S-CBTでは4技能すべてを1日で受験できるため、従来型よりも約10分程度試験時間が長くなっています。
また、従来型英検では集合してから試験開始まで約40分の待ち時間がありますが、S-CBTでは集合時間から試験開始まで約15分と短く、効率的に受験できます。
結果発表についても、従来型の一次試験は約2〜3週間後ですが、S-CBTは試験日から約25〜31日後となり、1日で全技能を測定できる分、結果発表までの期間が統一されています。
2.時間帯別のスケジュールと集合時間

土日祝日の試験時間帯(午前・昼・午後)
土日祝日には、受験者の都合に合わせて3つの時間帯が用意されています。
午前の部は9時に集合し、9時15分から試験が開始されます。
昼の部は12時20分に集合し、12時35分から試験が開始されます。
午後の部は15時40分に集合し、15時55分から試験が開始されます。
各時間帯の終了時間は受験する級によって異なり、準1級の午前の部なら11時55分頃、2級なら11時45分頃、準2級なら11時40分頃、3級なら11時25分頃が終了の目安となります。
平日の試験時間帯(午後・夜)
平日は主に学校や仕事が終わった後の時間帯に設定されています。
午後の部は15時に集合し、15時15分から試験が開始されます。
夜の部は18時30分に集合し、18時45分から試験が開始され、さらに18時50分集合で19時5分開始の時間帯もあります。
平日の午後の部で準1級を受験する場合、終了時間の目安は17時55分頃、2級は17時45分頃、準2級は17時40分頃、3級は17時25分頃となります。
夜の部は最も遅い時間帯で、仕事や部活動で忙しい受験者でも受験しやすいように配慮されています。
ただし、夜の部の実施は会場や日程によって異なるため、申し込み時に確認が必要です。
集合時間から試験開始までの流れ
集合時間に試験会場に到着すると、まず受付で受験票と身分証明書の確認が行われます。
受付で席番号が書かれた紙を渡されるので、筆記用具以外の荷物はすべてロッカーに預け、スマートフォンは必ず電源をオフにします。
テストセンター入り口で席番号を提示し、指定された席に着席します。
集合時間から試験開始までは約15分で、この間に試験の説明や注意事項の確認が行われます。
試験開始後は、まず音声チェックからスタートし、ヘッドセットのマイクが正しく機能しているか確認します。
その後、スピーキングテストから始まり、リスニング、リーディング・ライティングの順に進んでいきます。
各級の終了時間の目安
終了時間は受験する級と時間帯によって異なりますが、公式サイトに目安が公表されています。
準1級の場合、午前の部(9時集合)は11時55分頃、昼の部(12時20分集合)は15時15分頃、午後の部(15時40分集合)は18時35分頃が終了時間の目安です。
2級の場合、午前の部は11時45分頃、昼の部は15時5分頃、午後の部は18時25分頃が終了時間の目安となります。
準2級の場合、午前の部は11時40分頃、昼の部は15時頃、午後の部は18時20分頃が終了時間の目安です。
3級の場合、午前の部は11時25分頃、昼の部は14時45分頃、午後の部は18時5分頃が終了時間の目安となっています。
ただし、これらの時間はあくまで目安であり、試験の進行状況や受験者の解答ペースによって前後することがあります。
3.各技能の時間配分と試験の進行

スピーキング試験の時間と特徴
スピーキング試験はすべての級で15分と設定されています。
試験は対面の面接官ではなく、コンピューターに向かってヘッドセットで録音する吹込み式で行われます。
まず音声チェックとウォームアップが行われ、その後本番の問題に取り組みます。
従来型の面接と同じ流れで進みますが、S-CBTでは各質問への解答に制限時間が設けられている点が特徴です。
準1級のナレーションは準備時間1分、解答時間2分で、質疑応答は各質問に対して40秒の制限時間があります。
「もう一度聞く」ボタンを使えば最大3回まで質問を聞き直せるので、従来型の面接よりも緊張しにくいという声もあります。
画面には残り時間が表示されるため、時間配分を視覚的に確認しながら進められるのも大きなメリットです。
リスニング試験の時間と注意点
リスニング試験の時間は、準1級が30分、2級・準2級プラス・準2級・3級が25分となっています。
ヘッドセットで音声を聞き、マウスで選択肢をクリックして解答する形式です。
リスニングでは残り時間が表示されないため、従来型のように先読みに頼ることはできません。
問題全体を俯瞰して見ることが難しいため、先読みなしで問題を解く練習を事前にしておくことが重要です。
リスニングは最後の問題の解答時間が終わると自動的に試験終了となり、次のセクションに進みます。
試験時間内であれば解答内容の見直しや訂正ができますが、一度次のセクションに進むと戻れないので注意が必要です。
リスニング開始時にメモ用紙が配られますが、このメモ用紙は持ち帰ることができず、退出時に回収されます。
リーディング試験の時間配分
リーディング試験は、準1級が90分、2級と準2級プラスが85分、準2級が80分、3級が65分となっています。
画面の左側に問題文、右側に設問が表示され、一画面で問題と解答を同時に確認できる設計になっています。
従来型の問題冊子と大きな違いはなく、問題文と設問を行き来しながら解答を進められます。
画面右上にはリーディングとライティングの合計残り時間が表示されるため、時間配分を意識しながら解答できます。
リーディングとライティングは合わせて1つのセクションとして扱われるため、自分のペースで時間配分を調整できるのが特徴です。
準1級の場合、リーディングに時間がかかりすぎるとライティングの時間が不足する可能性があるため、事前に時間配分を決めておくことが重要です。
解答が不安な問題には印をつける機能があり、後で見直しがしやすいのもS-CBT特有のメリットです。
ライティング試験の時間と解答方式
ライティング試験は、リーディングと合わせた時間の中で行われます。
筆記型とタイピング型の2つの解答方式があり、申し込み時にどちらで受験するかを選択します。
筆記型は従来型と同じように解答用紙に手書きで記述する方式で、タイピングに慣れていない受験者におすすめです。
タイピング型はキーボードを使って解答を入力する方式で、修正や文章の移動が簡単なため、推敲しやすいメリットがあります。
ただし、タイピング型を選ぶ場合は、事前にブラインドタッチの練習をしておかないと時間が不足する可能性があります。
リーディングとライティングを合わせた時間の中で、自分でどちらにどれだけ時間を使うか調整できるため、時間配分の戦略が重要です。
一般的には、準1級の場合リーディングに60〜65分、ライティングに25〜30分を目安にすると良いでしょう。
4.一次試験免除利用時の試験時間

一次試験免除制度とは
一次試験免除制度は、一次試験に合格したものの二次試験で不合格となった受験者が利用できる制度です。
従来型英検、英検S-CBT、英検S-Interviewのいずれで取得した一次試験免除資格でも、S-CBTで申請できます。
一次試験免除資格は、二次試験のウェブ合否公開時点から翌年度の同じ回まで有効です。
例えば、2024年度第1回検定で一次試験に合格した場合、2025年度第1回検定まで免除資格を利用できます。
この制度を利用すれば、スピーキングテストのみを受験することができ、リーディング、リスニング、ライティングの3技能は免除されます。
ただし、一次試験免除を利用しない場合は、必ず4技能すべてを受験する必要があります。
申し込み時に一次試験免除を申請するかどうかを選択し、免除資格の情報を正確に入力することが重要です。
スピーキングのみ受験する場合の所要時間
一次試験免除を利用してスピーキングのみを受験する場合、所要時間は大幅に短縮されます。
通常の4技能受験では準1級で135分かかりますが、スピーキングのみの場合は約30〜40分程度で終了します。
スピーキングテスト自体は15分ですが、受付や準備、音声チェックなどを含めると全体で30〜40分ほどかかります。
スピーキングテストが終了した時点で退出できるため、リスニングやリーディング・ライティングを受験する他の受験者よりも早く帰ることができます。
ただし、一次試験免除利用者は通常の受験者とは異なる時間帯やスケジュールが設定される場合があるため、事前に確認が必要です。
詳しいタイムテーブルは、英検S-CBT公式サイトの「一次試験免除利用時試験時間」のページで確認できます。
短時間で試験が終わるため、仕事や学校の予定との調整がしやすいのがメリットです。
免除利用時のタイムテーブル
一次試験免除を利用する場合の詳しいタイムテーブルは、通常の4技能受験とは異なります。
公式サイトでは、一次試験免除申請者専用のタイムテーブルが別途公開されています。
集合時間や試験開始時間は通常の受験者と同じですが、スピーキングテストのみで終了するため、終了時間が大幅に早くなります。
例えば、午前の部(9時集合)でスピーキングのみを受験する場合、9時30分頃には試験が終了し、退出できる可能性があります。
スピーキングテストが終わった受験者から順次退出できるシステムになっているため、個人のペースで退出時刻が異なります。
ただし、退出の際にはスピーキングのみの受験者が一斉に退出する時間が設けられることもあり、その後にリスニングのメモ用紙が配られるという流れになります。
免除利用時の具体的なタイムテーブルは、受験する会場や日程によって異なる場合があるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 英検S-CBTは1日で4技能すべてを測定できるコンピューター形式の英検である
- 準1級は135分、2級は125分、準2級は120分、3級は105分の試験時間である
- 土日祝日は午前・昼・午後の3つの時間帯、平日は午後・夜の時間帯が用意されている
- 集合時間から試験開始までは約15分と短く効率的である
- スピーキング試験は全級15分で、ヘッドセットで録音する吹込み式である
- リスニング試験は準1級が30分、その他の級が25分である
- リーディングとライティングは合わせて1つのセクションで時間配分を自分で調整できる
- ライティングは筆記型とタイピング型から選択できる
- 一次試験免除を利用すればスピーキングのみの受験が可能である
- スピーキングのみの場合は約30〜40分程度で試験が終了する
英検S-CBTは従来型と比べて受験機会が多く、1日で全技能を測定できる便利な試験形式です。
この記事で紹介した試験時間や時間配分を参考にして、効果的な試験対策を進めてください。
あなたの英検合格を心から応援しています。
関連サイト
公益財団法人 日本英語検定協会 英検S-CBT