あなたは「英検の一次試験に合格したのに二次試験で不合格になってしまった。次回は二次試験だけ受ければいいけど、料金はどうなるの?」と悩んだことはありませんか?結論、英検の一次試験免除を利用する場合でも、検定料は通常と同額が必要です。この記事を読むことで、一次試験免除の料金体系や申し込み方法、お得に受験する方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.英検一次試験免除とは?基本的な仕組みを理解しよう

英検の一次試験免除制度について、基本的な内容から詳しく解説していきます。
この制度を正しく理解することで、効率的に英検合格を目指すことができます。
一次試験免除制度の概要と対象者
英検の一次試験免除とは、一次試験に合格したものの二次試験で不合格になった、または二次試験を欠席した受験者が、次回の受験時に一次試験を免除してもらえる制度です。
この制度は3級以上の級に適用され、一次試験で問われるリーディング・リスニング・ライティングの試験を再度受ける必要がなくなります。
対象となるのは、一次試験に合格し、その後の二次試験(面接試験)で不合格になった方、または二次試験を棄権した方です。
一次試験の合格という成果を無駄にせず、二次試験対策に集中できる大変便利な制度となっています。
一次試験免除が適用される条件
一次試験免除が適用されるには、いくつかの条件があります。
まず、一次試験に合格していることが前提条件となります。
その上で、二次試験で不合格になった場合、または二次試験を欠席した場合に免除資格が自動的に発生します。
申請時には、一次試験合格時の検定回、受験番号(受験地番号と個人番号)などの情報が必要になります。
これらの情報は受験票や合格通知に記載されているため、大切に保管しておくことが重要です。
免除資格の有効期限は1年間
一次試験免除資格には有効期限が設定されており、原則として1年間となっています。
具体的には、一次試験免除資格を取得した検定回から、翌年度の同一検定回まで有効です。
例えば、2024年度第1回検定で一次試験に合格し二次試験が不合格だった場合、2025年度第1回検定まで免除資格を利用できます。
この期限を過ぎてしまうと、再度一次試験から受け直す必要があるため注意が必要です。
できるだけ有効期限内に二次試験に合格することを目指しましょう。
英検S-CBTでも一次試験免除は利用可能
英検には従来型の試験のほかに、コンピューターで受験する英検S-CBTという方式があります。
英検S-CBTでも一次試験免除制度を利用することができ、従来型の英検で取得した免除資格も使えます。
英検S-CBTは原則毎週土日に実施されているため、従来型の英検よりも早く二次試験にチャレンジできる可能性があります。
同一検定回で最大3回まで受験できる(従来型1回+S-CBT2回)ため、受験機会を増やしたい方に適しています。
一次試験免除資格を活用して、自分のスケジュールに合わせた受験計画を立てることができます。
2.英検一次試験免除の料金は?二次試験のみでも満額必要

一次試験免除を利用する場合の料金について、詳しく説明します。
残念ながら一次試験が免除されても、検定料は通常と同額が必要となります。
一次試験免除でも検定料は通常と同額
多くの方が誤解しやすいポイントですが、一次試験免除で二次試験のみを受験する場合でも、検定料は満額支払う必要があります。
一次試験を受けないからといって、料金が割引になることはありません。
これは英検協会の規定によるもので、すべての級で同様の扱いとなっています。
二次試験対策に集中できるメリットはありますが、費用面での優遇措置はないことを理解しておきましょう。
受験しない試験があっても検定料は同じという点は、事前に把握しておくべき重要なポイントです。
各級の検定料一覧(2024年度最新版)
2024年度の英検検定料は以下の通りです。
本会場(個人申込)の検定料は、1級が12,500円、準1級が10,500円、2級が9,100円、準2級が8,500円、3級が6,900円、4級が4,700円、5級が4,100円となっています。
2024年度から検定料が改定され、ほとんどの級で200円~700円の値上げとなりました。
値上げの理由として、物価上昇による人件費や用紙費、印刷費、物流費などのコスト増加、そして英検の品質向上のための研究・開発費用の増加が挙げられています。
特に2024年度からライティング問題が増加したことで、採点にかかる人件費が大幅に増えたことも要因の一つと考えられます。
本会場と準会場での料金の違い
英検には本会場と準会場という2つの受験方式があり、準会場の方が検定料が安く設定されています。
準会場とは、学校や塾などの団体が設置する試験会場のことで、団体申込によって受験します。
準会場の検定料は、2級が6,500円、準2級が5,800円、3級が4,900円、4級が3,100円、5級が3,000円です。
本会場との価格差は級によって異なりますが、2級では2,600円、3級では2,000円も安くなります。
ただし、準会場で受験できるのは5級から2級の一次試験のみで、準1級と1級は本会場のみとなります。
また、3級以上の二次試験は準会場受験でも本会場で実施されます。
英検S-CBTの検定料との比較
英検S-CBTの検定料は従来型とは異なる設定になっています。
英検S-CBTの検定料(2024年5月実施分以降)は、準1級が10,600円、2級が9,700円、準2級が9,100円、3級が7,800円です。
従来型の本会場と比較すると、やや高めの設定となっています。
ただし、英検S-CBTは1日で4技能すべてを測定できる点や、原則毎週実施されているため日程の自由度が高い点がメリットです。
一次試験免除を利用する場合でも同額の検定料が必要となりますが、スピーキングテストのみの受験となります。
自分の学習スタイルやスケジュールに合わせて、従来型かS-CBTかを選択すると良いでしょう。
3.英検一次試験免除の申し込み方法を解説

一次試験免除を利用するための申請方法について、受験方式別に詳しく説明します。
申請方法を事前に理解しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。
インターネット申込での一次試験免除申請手順
インターネット申込の場合、申込画面内に「一次試験免除申請欄」があります。
この欄に、一次試験に合格した時の検定回、級、受験番号(受験地番号+個人番号)を入力します。
受験番号は一次試験や二次試験の受験票に記載されているため、受験票を手元に用意して入力しましょう。
入力内容を確認の上、申込を完了させれば一次試験免除の申請が完了します。
万が一、一次試験合格時の受験番号が分からない場合は、本人または家族から英検サービスセンターに問い合わせることで確認できます。
本会場受験での申請方法と必要情報
本会場で受験する場合の申請方法について説明します。
書店で願書を入手した場合は、願書の右下にある「一次試験免除申請欄」に必要事項を記入します。
記入する内容は、一次試験合格時の検定回、級、受験地番号、個人番号です。
インターネット申込と同様に、これらの情報は受験票に記載されているため、大切に保管しておくことが重要です。
コンビニ申込の場合も、申込画面内の一次試験免除申請画面に必要事項を入力する形になります。
準会場受験での申請方法
準会場で受験する場合の申請方法は、本会場とは少し異なります。
準会場の場合、一次試験実施時に解答用紙A面の「志願票」にある一次試験免除申請欄に必要事項を記入します。
記入する内容は本会場と同じく、一次試験合格時の検定回、受験地番号、個人番号です。
この解答用紙は試験後に協会に送付されるため、別途申請書類を提出する必要はありません。
準会場での受験は所属団体を通じて行うため、申込方法や期限については団体の英検担当者に確認しましょう。
英検S-CBTでの一次試験免除申請の流れ
英検S-CBTで一次試験免除を申請する手順は、やや特殊です。
まず通常通り英検S-CBTの申込手続きを完了させます。
申込完了後、マイページから「一次試験免除確認・申請」ボタンを押して、別途一次試験免除申請を行います。
申請画面では、一次試験免除資格を取得した試験の情報(検定回、級、受験番号など)を入力します。
申請が完了すると、試験当日はスピーキングテストのみを受験することになり、試験時間は15分程度となります。
申込期間内であれば、申込完了後でも一次試験免除申請を追加で行うことが可能です。
申請時に必要な情報(検定回・受験番号など)
一次試験免除申請時に必要な情報をまとめます。
どの申込方法でも共通して必要なのは、以下の3つの情報です。
一つ目は、一次試験に合格した時の検定回(例:2024年度第1回)です。
二つ目は、受験した級(例:2級)です。
三つ目は、受験番号で、これは受験地番号と個人番号を組み合わせたものです。
これらの情報はすべて受験票や合格通知に記載されているため、一次試験に合格した時点で、これらの書類を大切に保管しておくことが重要です。
もし紛失してしまった場合は、英検サービスセンターに問い合わせれば確認できますが、手間がかかるため注意しましょう。
4.英検一次試験免除を活用するメリットと注意点

一次試験免除制度を最大限活用するためのポイントと、知っておくべき注意点を解説します。
制度のメリットを理解し、戦略的に活用することで合格に近づくことができます。
二次試験対策に集中できる時間が確保できる
一次試験免除を利用する最大のメリットは、二次試験対策に専念できる時間が確保できることです。
一次試験の準備に時間を割く必要がないため、スピーキング力の向上に集中できます。
特に二次試験で不合格になった場合、前回の課題を克服するための十分な準備期間を確保できます。
面接形式の試験に苦手意識がある方は、この期間を活用して徹底的に練習を重ねることができます。
学校の英語の先生や英会話スクールの講師に面接練習を依頼したり、二次試験対策用の参考書を活用したりするなど、効果的な対策を行いましょう。
受験回数を増やせる英検S-CBTの活用法
一次試験免除資格を持っている方は、英検S-CBTを活用することで受験機会を大幅に増やすことができます。
従来型の英検は年3回の実施ですが、英検S-CBTは原則毎週土日に実施されています。
同一検定回で従来型1回+S-CBT2回の合計3回まで受験できるため、短期間で複数回チャレンジできます。
一次試験免除資格の有効期限は1年間なので、この期間内に複数回受験することで合格の可能性を高められます。
特に次回の従来型英検を待つよりも早く受験したい方や、できるだけ多くの受験機会が欲しい方には英検S-CBTの活用がおすすめです。
申込開始に間に合えば、一次試験免除資格を取得した検定回と同一回のS-CBTで二次試験にチャレンジすることも可能です。
検定料助成制度やキャンペーンの活用方法
検定料を少しでも抑えたい方は、各種助成制度やキャンペーンを活用することを検討しましょう。
自治体によっては、英検受験に対する助成金や補助金制度を設けている場合があります。
また、所属する企業や大学などの団体が、英検受験料の一部または全額を補助してくれることもあります。
英検協会自体も、時期によってはキャンペーンを実施しています。
例えば過去には、4級・5級の準会場受験者を対象に、不合格の場合は次回検定を同一会場で無償再受験できる「チャレンジキャンペーン」が実施されました。
教職者や教職志望者向けには「教員専用特別検定料制度」や「教員採用試験受験希望者対象英検検定料助成制度」などの助成制度もあります。
英検公式サイトを定期的にチェックして、利用できる制度やキャンペーンがないか確認することをおすすめします。
一次試験免除申請を忘れずに行うためのポイント
一次試験免除資格があるにもかかわらず、申請を忘れてしまうと通常通り一次試験から受験することになってしまいます。
申請忘れを防ぐためには、いくつかのポイントがあります。
まず、一次試験に合格した時点で、受験票や合格通知を専用のファイルに保管し、次回受験時に必要な情報をメモしておきましょう。
次回の受験を申し込む際は、申込画面で一次試験免除の選択肢があることを必ず確認してください。
英検S-CBTの場合は申込完了後に別途申請する必要があるため、申込後すぐに一次試験免除申請も行うようにしましょう。
スマートフォンのカレンダーやリマインダー機能を使って、申込期間の開始日や締切日を通知設定しておくことも有効です。
一次試験免除の有効期限(翌年度の同一検定回まで)も併せて記録しておき、期限切れにならないよう計画的に受験しましょう。
まとめ
英検一次試験免除について、重要なポイントをまとめます。
- 一次試験免除を利用しても検定料は満額必要で、割引はない
- 一次試験免除資格の有効期限は1年間(翌年度の同一検定回まで)
- 本会場より準会場の方が検定料が安く、2級で2,600円、3級で2,000円の差がある
- インターネット申込、書店申込、準会場申込、S-CBT申込それぞれで申請方法が異なる
- 申請には一次試験合格時の検定回、級、受験番号(受験地番号+個人番号)が必要
- 英検S-CBTを活用すれば、同一検定回で最大3回まで受験できる
- 二次試験対策に集中できる時間が確保できることが最大のメリット
- 自治体や所属団体の助成制度、英検協会のキャンペーンを活用すれば費用を抑えられる可能性がある
- 申請忘れを防ぐため、受験票や合格通知を大切に保管し、スケジュール管理を徹底する
- 4級・5級は準会場での受験が特にお得で、約4割の割引率となっている
一次試験免除制度を上手に活用して、効率的に英検合格を目指しましょう。二次試験対策に専念できる貴重な時間を最大限に活かし、自信を持って面接試験に臨んでください。あなたの英検合格を心から応援しています!
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