あなたは「応用情報技術者試験は難しすぎて合格できる気がしない」と不安に感じたことはありませんか?結論、応用情報技術者試験は合格率20%の高難度試験ですが、正しい戦略と学習法で合格を目指すことが可能です。この記事を読むことで応用情報技術者試験の難易度の実態と効果的な攻略法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.応用情報技術者試験が難しすぎると感じる理由

出題範囲が広範囲にわたる
応用情報技術者試験が難しいと感じる最大の理由は、出題範囲の広さにあります。
試験ではテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3つの分野から幅広く出題されます。
テクノロジ系だけでも、コンピュータの基礎理論、データベース、ネットワーク、セキュリティ、システム開発技術など多岐にわたります。
さらにマネジメント系ではプロジェクトマネジメントやシステム監査、ストラテジ系では経営戦略や法務など、ITの技術知識だけでは対応できないのが特徴です。
基本情報技術者試験と出題範囲は似ていますが、応用情報技術者試験ではより深い理解と応用力が求められるため、単純な暗記では対応できません。
午後試験の記述式問題が高難易度
午前試験は四肢択一のマークシート形式ですが、午後試験は記述式となっており、これが難易度を大きく引き上げています。
午後試験では長文の問題文を読み、状況を理解した上で記述式で解答する必要があります。
選択肢から選ぶ午前試験とは異なり、午後試験では正確な知識と表現力が同時に求められます。
また、問題文が非常に長く、1問あたり数ページに及ぶこともあるため、高い読解力と集中力も必要です。
記述式問題では部分点がどの程度もらえるのかも不透明で、採点基準が公開されていないことも受験者の不安を高めています。
合格率が約20%という狭き門
応用情報技術者試験の合格率は例年20%前後で推移しており、5人に1人しか合格できない狭き門です。
2022年度春期試験の合格率は24.3%、2022年度秋期試験は26.2%でしたが、これでも高い方です。
IT業界で働く実務経験者や、基本情報技術者試験の合格者でも不合格になるケースが多く見られます。
再受験者も多く含まれる中でこの合格率ということは、初回受験での合格がいかに難しいかを物語っています。
試験は年2回(春期・秋期)しか実施されないため、一度不合格になると次の受験まで半年待つ必要があります。
必要な勉強時間が膨大
応用情報技術者試験に合格するために必要な勉強時間は、IT未経験者で約500時間、基礎知識がある方で約200時間とされています。
毎日2時間勉強しても、未経験者は約9ヶ月、経験者でも約4ヶ月の学習期間が必要です。
社会人として働きながらこれだけの勉強時間を確保するのは、かなりの覚悟と計画性が求められます。
通勤時間や休日を活用しても、継続的に学習を続けることは簡単ではありません。
さらに午後試験対策には過去問演習が欠かせないため、ただ時間をかけるだけでなく質の高い学習も必要です。
2.応用情報技術者試験の実際の難易度を徹底分析

スキルレベル3の位置づけとは
応用情報技術者試験は、IPAが定める共通キャリア・スキルフレームワークのレベル3に位置付けられています。
このフレームワークでは、レベル1が最も基礎的で、レベル4が最高難度となっています。
レベル3は「要求された作業を全て独力で遂行でき、プロフェッショナルとなるために必要な応用的知識・技能を有する」と定義されています。
つまり、独力で高度なITスキルを駆使できる人物であることを証明する資格です。
ITパスポート(レベル1)や基本情報技術者試験(レベル2)と比べて、明確にワンランク上の資格であることがわかります。
基本情報技術者試験との難易度の違い
基本情報技術者試験の合格率は約46%(CBT方式導入後)で、応用情報技術者試験の約20%と比べると2倍以上の差があります。
偏差値で比較すると、基本情報技術者試験が49に対して、応用情報技術者試験は65程度とされています。
出題範囲自体はそれほど変わりませんが、応用情報技術者試験ではより深い理解が求められます。
基本情報技術者試験は全て選択式ですが、応用情報技術者試験の午後試験は記述式という大きな違いがあります。
基本情報技術者試験の勉強時間が50〜100時間程度なのに対し、応用情報技術者試験は200〜500時間と倍以上必要です。
他の資格試験との難易度比較
応用情報技術者試験を他の資格と比較すると、その難易度の高さがより明確になります。
情報セキュリティマネジメント試験(レベル2)の合格率は約60%で、応用情報技術者試験の方がはるかに難しいと言えます。
一方、プロジェクトマネージャ試験(レベル4)の合格率は約13.5%で、応用情報技術者試験よりさらに難関です。
データベーススペシャリスト試験などの高度試験も同様にレベル4で、応用情報技術者試験は高度試験への登竜門的な位置づけです。
応用情報技術者試験に合格すると、これらの高度試験の午前Ⅰ試験が2年間免除される特典もあります。
実務経験者でも苦戦する理由
IT業界で働く実務経験者でも、応用情報技術者試験に苦戦するケースが多く見られます。
その理由は、実務では特定の分野に特化していることが多く、試験の広範な出題範囲をカバーできないためです。
例えば、プログラマーとして働いている方でも、経営戦略やプロジェクトマネジメントの分野は不得意というケースがあります。
また、実務経験があっても午後試験の記述式問題に慣れていないと、時間内に解答できないことがあります。
さらに、応用情報技術者試験では理論的な知識も問われるため、実務経験だけでは対応できない問題も多いのです。
3.午前試験と午後試験の攻略ポイント

午前試験で60点以上を確実に取る方法
午前試験は四肢択一式で80問出題され、60点以上(48問以上正解)が合格ラインです。
午前試験で60点を取れなければ午後試験は採点されないため、まず午前試験の突破が最優先です。
過去問の反復演習が最も効果的で、応用情報技術者試験ドットコムなどの無料サイトを活用しましょう。
過去問を5〜10回分繰り返し解くことで、出題パターンと頻出分野が見えてきます。
間違えた問題は必ず解説を読み、理解できるまで何度も解き直すことが重要です。
計算問題は時間がかかるため、通勤時間などのスキマ時間ではなく、まとまった時間に集中して取り組むのがおすすめです。
午後試験の選択科目の賢い選び方
午後試験は情報セキュリティ(必須)と、10分野から4問を選択する11問中5問解答の形式です。
選択科目の戦略が合否を分けるため、試験前に解く科目を決めておくことが重要です。
実務経験のない方は、経営戦略・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント・システム監査が比較的取り組みやすいとされています。
ただし、これらは読解系の問題が多いため、実際に過去問を解いて自分との相性を確認しましょう。
プログラミング経験がある方は、アルゴリズムやデータベースの問題も選択肢に入ります。
最低でも5〜6分野は対策しておき、本番で難易度を見て最終的に4問を選ぶのが安全です。
過去問を活用した効果的な学習法
応用情報技術者試験の対策では、過去問演習が最も重要です。
午前試験は過去問と同じ問題が頻繁に出題されるため、過去問を繰り返すことで確実に得点力が上がります。
午後試験も過去問で出題形式や解答のパターンに慣れることが不可欠です。
特に午後試験は長文読解と記述式という特殊な形式のため、時間を計って実際に解く練習が必要です。
最低でも過去5年分(10回分)の午後問題を解き、解説を読んで理解を深めましょう。
過去問演習では、ただ解くだけでなく「なぜその解答になるのか」を理解することが重要です。
時間配分のコツと解答テクニック
午前試験は150分で80問、1問あたり約1.9分しかありません。
わからない問題は後回しにして、確実に解ける問題から先に解くことが鉄則です。
計算問題や難問に時間をかけすぎて、簡単な問題を解く時間がなくなるのは避けましょう。
午後試験も150分で5問解答するため、1問あたり約30分が目安です。
午後試験では、まず全問題に目を通して難易度を確認してから、解く順番を決めるのがおすすめです。
記述式問題では、制限字数の8〜9割程度を埋めることを意識し、キーワードを確実に含めるようにしましょう。
問題文の下線部や太字は重要なヒントになることが多いため、注意深く読むことが大切です。
4.確実に合格するための5つの攻略法

独学か予備校かの判断基準
応用情報技術者試験は独学でも合格可能ですが、自分の状況に応じて判断することが重要です。
独学が向いている人は、IT業界での実務経験がある方や、基本情報技術者試験に合格済みの方です。
また、自分でスケジュールを管理し、計画的に学習を進められる方も独学で十分です。
予備校や通信講座が向いている人は、IT未経験者や、独学での学習に不安がある方です。
予備校を利用すると、勉強時間を200〜300時間程度に短縮できる可能性があります。
費用はかかりますが、効率的に体系的な知識を身につけられるため、短期合格を目指す方にはおすすめです。
効率的な勉強計画の立て方
応用情報技術者試験の勉強計画は、試験日から逆算して立てることが重要です。
基本情報技術者試験合格者の場合、最低でも3〜4ヶ月前から学習を開始しましょう。
IT未経験者の場合は6〜9ヶ月前からの学習開始が望ましいです。
最初の1〜2ヶ月は参考書でインプットを行い、基礎知識を固めます。
その後、午前試験の過去問を繰り返し解きながら、午後試験対策に移行していきます。
試験1ヶ月前からは午後試験に重点を置き、過去問を繰り返し解くことに集中しましょう。
試験直前の1週間は新しいことは学ばず、これまでの復習に専念するのが効果的です。
苦手分野を克服する具体的な方法
応用情報技術者試験は出題範囲が広いため、苦手分野の克服が合格の鍵となります。
まず、過去問を解いて自分の苦手分野を明確に把握しましょう。
午前試験で苦手な分野は、その分野だけを集中的に参考書で復習します。
応用情報技術者試験ドットコムでは、分野別に問題を絞り込んで演習できるため、苦手分野の集中対策に最適です。
午後試験で苦手な科目は、無理に得意にしようとせず、得意科目で確実に点を取る戦略に切り替えるのも一つの方法です。
特に計算問題が苦手な場合は、完璧を目指さず最低限の理解で進めるのも効率的です。
理解を深めるために、自分なりの単語帳やノートを作成するのも効果的な方法です。
モチベーションを維持する工夫
長期間の学習を継続するには、モチベーションの維持が非常に重要です。
まず、明確な目標を設定しましょう。「就職・転職で有利になる」「資格手当をもらう」など具体的な理由があると続けやすいです。
勉強時間を毎日記録することで、自分の努力が見える化され、モチベーション維持につながります。
適度なリフレッシュも重要で、休日は勉強と趣味を1:1程度の割合にすることで、集中力を保つことができます。
SNSやブログで勉強記録を公開したり、同じ目標を持つ仲間と情報交換するのも効果的です。
過去問の正答率が上がってきたら、それを小さな成功体験として自分を褒めることも大切です。
「完璧を目指さない」という心構えも重要で、60点取れば合格ということを忘れずに。
試験直前期にやるべきこと
試験直前の1〜2週間は、新しい知識のインプットではなく復習に専念しましょう。
午前試験の過去問を通しで解く練習を行い、時間配分の感覚をつかみます。
午後試験も同様に、実際の試験時間150分を計って過去問を解く練習が必要です。
苦手分野の見直しを行い、自分なりのまとめノートを最終確認します。
試験前日は早めに就寝し、体調を整えることを最優先にしましょう。
当日の持ち物(受験票、筆記用具、時計など)を前日までに準備しておきます。
試験当日の朝は、周りの雰囲気に飲まれないよう、いつも通りの自分でいることを心がけましょう。
昼休憩は軽く体を動かすなどしてリフレッシュし、午後試験に備えます。
まとめ
応用情報技術者試験が難しすぎると感じる理由と、確実に合格するための攻略法について解説しました。
以下、この記事のポイントをまとめます。
- 応用情報技術者試験は合格率約20%の高難度試験だが、正しい戦略で合格可能
- 出題範囲が広く、午後試験の記述式問題が難易度を高めている
- スキルレベル3に位置づけられ、基本情報技術者試験より明確に難しい
- IT未経験者は500時間、経験者は200時間の勉強時間が必要
- 午前試験は過去問の反復演習が最も効果的
- 午後試験は選択科目の戦略が合否を分ける
- 独学か予備校かは自分の状況に応じて判断する
- 試験日から逆算した計画的な学習スケジュールが重要
- 苦手分野は完璧を目指さず、得意分野で確実に点を取る
- モチベーション維持のために適度なリフレッシュと小さな成功体験を大切に
応用情報技術者試験は確かに難しい試験ですが、計画的に学習を進めれば決して不可能ではありません。この記事で紹介した攻略法を参考に、ぜひ合格を目指してください。あなたの努力が実を結ぶことを応援しています!
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