あなたは「志望理由書って改行していいの?」と思ったことはありませんか?結論、志望理由書では適切に改行することが読みやすさと評価を高めます。この記事を読むことで志望理由書の正しい改行方法と文字数別の段落構成がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.志望理由書の改行に関する基本ルール

志望理由書で改行は必要なのか
志望理由書では改行が必要です。
改行を入れることで文章が読みやすくなり、内容を段落ごとに整理できます。
採用担当者や入試担当者は1日に数十枚から数百枚もの志望理由書を読むため、読みやすく整理された文章の方が好印象を与えられます。
400字以上の志望理由書では必ず改行を入れましょう。
改行を入れることで重要なポイントが際立ち、あなたの志望理由が相手に伝わりやすくなります。
ただし、200字〜300字程度の短い志望理由書の場合は段落を分けなくても構いません。
改行すべきタイミングと判断基準
改行するタイミングは内容の切れ目が基本です。
話題や論点が変わるときに改行することで、読み手にとって理解しやすい文章構成になります。
具体的には「志望理由」「きっかけ」「大学で学びたいこと」「将来の目標」など、それぞれのテーマが切り替わるタイミングで改行するとよいでしょう。
音読して確認するのがおすすめです。
音読をすると話の区切りが明確になり、自然と改行すべき箇所が見えてきます。
一息つくタイミングや、「まず」「次に」「また」などの接続詞が来るタイミングが改行の目安になります。
縦書きと横書きで異なる改行のルール
縦書きでも横書きでも改行の基本ルールは同じです。
どちらの形式でも段落を作り、改行したら1マス空けることが基本となります。
ただし、大学によっては横書きの場合に改行NGという場合もあります。
必ず大学の募集要項を確認して、指定されたルールに従うことが重要です。
横書きの場合も縦書き同様に段落を設けないのはNGです。
段落を作り、改行したら左端を1マス空けるようにしましょう。
字数制限がある場合の改行の考え方
字数制限がある志望理由書では改行と内容のバランスが重要です。
改行を多用すると余白が増えて字数が減りますが、改行しないと読みにくくなってしまいます。
字数を稼ぐために改行を省くのは避けましょう。
読みやすさを犠牲にすると、評価が下がる可能性があります。
字数制限ギリギリで改行すると文字数がオーバーしてしまう場合は、文章を見直して簡潔に表現を変える工夫が必要です。
改行を活かしながら指定字数の8割以上を埋めることを目指しましょう。
2.文字数別の志望理由書改行の目安

400字以内の志望理由書の段落構成
400字以内の志望理由書では2〜4段落が目安です。
短い文章でも読みやすさを考えて、最低でも2段落に分けることをおすすめします。
具体的な構成例としては、以下のようなパターンが効果的です。
- 第1段落:志望理由の結論と志望のきっかけ
- 第2段落:その大学を選んだ理由
- 第3段落:入学後の抱負や将来の目標
400字という限られた字数の中では、各段落を100〜150字程度にまとめるとバランスが良くなります。
改行により2文字程度はみ出してしまう場合は、表現を簡潔にする工夫が必要です。
無理に詰め込むよりも、読みやすさを優先することが合格への近道です。
600字〜800字の改行タイミング
600字の志望理由書では3〜5段落、800字では4〜6段落が適切です。
文字数に余裕がある分、より詳細に志望理由を展開できます。
各段落のテーマを明確にして、論理的な流れを作ることが重要です。
段落ごとに異なる側面を強調することで、志望理由書が読みやすくなります。
例えば、「志望理由のきっかけ」「その分野への興味」「大学の魅力」「学びたいこと」「将来の目標」というように段落を分けると、構成が明確になります。
600字〜800字の場合、1段落あたり150〜200字程度を目安にすると読みやすくなります。
1000字以上の志望理由書の段落分け
1000字以上の志望理由書では5〜7段落が目安となります。
長文になるほど段落分けが重要になり、テーマごとに整理することが求められます。
構成の一例を紹介します。
- 第1段落:志望理由の結論
- 第2段落:志望理由のきっかけや背景
- 第3段落:その分野への興味・関心
- 第4段落:その大学を選んだ理由
- 第5段落:大学で学びたいこと
- 第6段落:将来の目標
- 第7段落:入学への意欲と締めくくり
各段落を200字前後にまとめると、全体のバランスが取れた志望理由書になります。
長すぎる段落は読みにくくなるため、適度に改行を挿入して文章を整理しましょう。
マス目がある用紙での改行方法
マス目がある原稿用紙では通常の作文ルールに従います。
段落の最初の1文字は必ず下げて、改行時も同様に1マス空けることが基本です。
手書きのマス目用紙の場合、不必要に改段落すると空白が目立ってしまいます。
改行しすぎないように注意しましょう。
逆に、Web出願でマス目があるシステムの場合は、文字数が自動カウントされるため改行しても問題ありません。
ただし、手書きでマス目がある場合は改行を控えめにして、内容を充実させることを優先してください。
句読点が行の先頭に来る場合は、前の行の最後のマスに一緒に入れるのが正しい書き方です。
3.読みやすい志望理由書にするための改行テクニック

段落の書き出しで1マス空ける理由
段落の書き出しで1マス空けるのは読みやすさを向上させるためです。
字下げによって段落の始まりが明確になり、読み手が新しい情報に自然に目を向けやすくなります。
視認性が高まることで内容の流れが理解しやすくなります。
特に長文の場合、段落ごとに字下げを行えば、どこから新しい話題が始まるのか一目で分かります。
1マス空けることは原稿用紙の基本ルールでもあり、これを守ることで丁寧な印象を与えられます。
ただし、1マス空けを忘れたからといって不合格に直結するわけではありません。
それでも基本的なルールを守ることで、真面目な姿勢をアピールできます。
改行後に使うべき接続詞の選び方
改行後には適切な接続詞を使うことで文章の流れがスムーズになります。
「まず」「次に」「また」「さらに」などの接続詞を段落の冒頭に置くと、読み手にとって理解しやすい構成になります。
内容が展開する部分で適切な接続詞を使いましょう。
例えば、理由を複数挙げる場合は「第一に」「第二に」、順序を示す場合は「最初に」「続いて」という表現が効果的です。
接続詞を使うことで、段落と段落の関係性が明確になり、論理的な文章として評価されやすくなります。
ただし、接続詞を多用しすぎると文章が硬くなるため、自然な流れを意識することも大切です。
改行しすぎて余白が目立つときの対処法
改行が多すぎると余白が目立って内容が薄く見えてしまいます。
400字程度の文章であれば2〜3回の改行を目安にし、情報を整理して読みやすい文章を目指しましょう。
改行を減らす工夫が必要です。
段落内で複数の理由や事例を述べる場合、無理に段落を分けずに1つの段落にまとめることも検討してください。
文字数が少なくなりすぎる場合は、具体的なエピソードや詳しい説明を追加して内容を充実させましょう。
余白が多いと熱意が伝わりにくくなるため、記入欄の8割以上は埋めることを意識してください。
句読点と改行の正しい位置関係
句読点が行の先頭に来る場合は、前の行の最後のマスに一緒に入れます。
これは原稿用紙の基本ルールであり、志望理由書でも同様に適用されます。
横書きの場合でも、最後のマスに文字と句読点を同じ場所に入れることが正しい書き方です。
句読点の扱いを間違えると、文章全体の印象が損なわれる可能性があります。
小さい文字(「ゃ」「ゅ」など)も同様に行の頭に来ないようにします。
前の行の最後のマスに一緒に書くことで、読みやすく整った文章になります。
こうした細かいルールを守ることで、丁寧に作成された志望理由書という印象を与えられます。
音読して確認する改行位置の見つけ方
音読することで最適な改行位置が見つかります。
音読をすると話の区切りがはっきりして、自然な改行ポイントが明確になります。
一文が長すぎる箇所や修飾語を多用している部分にも気づけるため、文章全体の質も向上します。
黙読での確認後、必ず音読して校正しましょう。
音読すると、読み手がどこで息継ぎをするかが分かり、そのタイミングが改行の目安になります。
また、接続詞の使い方や文章の流れが自然かどうかも音読で確認できます。
全体の文章構成や流れに合うように適度に改行し、内容が展開する部分で改行されていれば読みやすい文章になります。
4.Web出願での志望理由書の改行の注意点

改行ができないシステムでの対応方法
Web出願システムでは改行が反映されない場合があります。
入力時に改行をしても、送信すると改行がすべて削除されてしまうことが多くあります。
このような場合は、改行をしないでも読みやすい文章の入力を心がけることが重要です。
システムによっては改行が機能するかどうか事前に予測できないため、どちらの場合でも対応できる文章構成を考えておきましょう。
改行がエラーになる場合は、全て詰めて入力するしかありません。
この場合、段落分けがなくても見やすい文章になるように工夫が必要です。
文字数が少ないとスッキリして見やすいですが、あまりに文章量が少ないと余白が目立ち、熱意がないと勘違いされる可能性があります。
改行なしでも読みやすくする工夫
改行ができない場合は一文を50文字以内にすることが効果的です。
一文が長すぎると意味が通じにくくなり、読み手にストレスを与えてしまいます。
短く簡潔な文章を心がけましょう。
また、「(1)(2)(3)」などの数字を用いて箇条書き風にすることで、改行なしでも構造が明確になります。
例えば「私が貴学を志望する理由は3つあります。(1)〜(2)〜(3)〜」のように書くと、読み手にとって理解しやすくなります。
文の長さや構造を調整することにより、自然な流れを作り出し、情報が読み手にとって理解しやすくなります。
重要なポイントごとに少し空白を入れたり、段落ごとに明確な区切りを設けることも有効です。
強調したい箇所を目立たせるテクニック
Web出願で改行ができない場合は強調のテクニックを活用しましょう。
提出方法がWordやExcelの場合、太字や下線を利用できないか試してみてください。
色を変えるのも効果的です。
ただし、Web上の指定フォーマットに入力する場合、太字や下線、文字色の変更などはできません。
そのような場合でも最後の手段があります。
それは【かぎかっこ】を利用することです。
『』「」【】などのかぎかっこは文字として入力でき、文章の中でも目立たせることができます。
強調したい箇所にかぎかっこを使うことで、改行でまとまりを作れない分を補い、文章の中にメリハリをつけられます。
ただし、かぎかっこの多用は避け、本当に強調したい部分にのみ使うようにしましょう。
まとめ
この記事で分かったポイントは以下の通りです。
- 志望理由書では400字以上なら必ず改行を入れることが読みやすさにつながる
- 改行のタイミングは内容の切れ目や音読して一息つく箇所が目安になる
- 400字なら2〜4段落、600字なら3〜5段落、800字なら4〜6段落、1000字以上なら5〜7段落が適切
- 段落の書き出しは1マス空けることで視認性が高まり新しい話題の始まりが明確になる
- 改行後には「まず」「次に」「また」などの接続詞を使うと文章の流れがスムーズになる
- 句読点や小さい文字が行の先頭に来る場合は前の行の最後に一緒に入れる
- Web出願で改行ができない場合は一文を50文字以内にして箇条書き風にする工夫が有効
- 改行なしでも読みやすくするには【かぎかっこ】を使って強調したい箇所を目立たせる
- マス目がある原稿用紙では通常の作文ルールに従い不必要な改段落は避ける
- 改行しすぎて余白が目立つときは具体的なエピソードを追加して内容を充実させる
志望理由書の改行は、ただのルールではなく読み手への配慮です。適切な改行とテクニックを使って、あなたの熱意が伝わる志望理由書を完成させてください。